日本人は一重が多い
芸能人やモデルのようなパッチリとした瞳に憧れている女性は多いですが、日本人のまぶたが二重の割合は、全体の3割程度といわれているため、一重まぶたに悩んでいる方も少なくないのです。また日本人は白人や黒人に比べてまぶたに皮下脂肪や眼窩内脂肪、ROOFなどが発達していることから、まぶた自体が厚くなってしまうことが一重になりやすい特徴となります。
そのため魅力的な目元を作り出す為にも、市販されている二重化粧品を利用して擬似的な二重を作り出しているという女性も少なくありません。しかし二重化粧品は塗って使用する液体タイプと、貼って固定するシールタイプに別れてるため、間違った使用をしてしまうと剥がれてしまうといったトラブルが起こってしまったり、専用のプッシャーでデリケートなまぶたの皮膚に跡をつけるので、小さな小じわが複数出来てしまう可能性があります。
二重施術で多いのは「切開法」
このような目元のトラブルを防ぐためにも、多くの女性は医療機関で二重施術を受ける方が増えてきているのです。従来の二重施術の大半は、メスを利用してまぶたを切開することによって、くっきりとした二重のラインを形成する方法です。切開を行う方法は一度行うことで、半永久的な美しい二重のラインを手に入れることが出来るメリットを持っています。
しかし健康な皮膚にメスを入れるため、診察を受けて医師と念入りに相談を行った上で、手術を行う必要があるため、医療機関に拘束される時間は長くなります。まぶたの状態によっては手術に時間がかかってしまうため、入院が必要になることもめずらしくありません。
また切開を行う方法は、施術が完了した時点で綺麗なラインが手に入るのではなく、肌の腫れや赤み、痛みといったダウンタイムの症状が落ち着くのを待つ必要があります。他の部位に比べて目元は隠しにくいため、外出をする際には肌の赤みや腫れが引くまではサングラスなどを利用する必要が出てきます。しかし仕事をされている方などは、まとまった休日がとれない限り施術を受けることが出来ないデメリットでもありました。
手術の負担が少ないのは、「埋没法」
そこで拘束時間を最小限に抑えることが出来て、肌への負担も少ないといわれている「埋没法」が人気になっています。この埋没法は、主にまぶたを希望の二重のラインになるように折り込んで形成する「折り込み式」とも呼ばれている特徴があります。施術にかかる時間は約15分と非常に短いので、カウンセリングを含めても日帰りで受けられることから、プチ整形として若い女性を中心に人気が高くなっているのです。
埋没法を行う最大のメリットは、比較的腫れやダウンタイムが少ない点にあります。メスを一切使用せず、専用の医療糸を利用してまぶたを固定することによって、自然で美しい二重まぶたを作り出すことが可能です。痛みが苦手という方でも気軽に受けることが出来ますし、使われる医療糸や麻酔針は非常に細く、結び目も小さいので腫れや痛みなどのダウンタイムが起こりにくくなります。
糸で固定するというと、抜糸のために再度病院に行く必要があるとイメージする方も多いですが、埋没法は抜糸を必要としないので、最低限の通院で済ませることが出来る点も人気の理由となっています。早い段階でメイクを普段通りに行えるようになることから、忙しい学生や社会人でも問題なく施術を受けることが出来ますし、周りに整形を受けたことがわかりにくい点も大きなメリットです。
糸で固定されているため、作った二重のラインが気に入らなかった場合は、元の状態に戻すことも可能なので施術を受けた医療機関に相談をしてみることをおすすめします。施術を受ける費用もリーズナブルな場合が多く、学生でも気軽に受けることが出来る点が人気の理由となっています。