皮下脂肪を減らせば、二重ラインができる
日本人のまぶたは皮膚が厚く、皮下脂肪がつきやすいため二重のラインがつきにくく、一重まぶたになってしまうことがよくあります。二重まぶたの人であったも、綺麗なラインを使うためにアイプチなどをする人も多くいます。
しかし、アイプチなどは接着剤を使うためかぶれてしまったり、腫れてしまう、周りの人にバレるなどのリスクがあります。そのような状態にならないためには、まぶたの皮下脂肪を減らして自力で二重のラインを作ることをオススメします。
まぶたの脂肪を減らす方法
まぶたの脂肪を減らすためには、ダイエットと同様に体操をして脂肪燃焼することでラインをすっきりさせていくことが大切です。やり方としては、まず目の周りの血行を良くしていきます。市販のホットアイマスクを利用したり、電子レンジを使って温めたタオルを目に乗せて目元を温めていきます。
次に、眉が動かないように人差し指で抑えたら、その状態のまま目を大きく見開き視線を上にしながら、まばたきを30回行います。30回まばたきをしたら、最後に目を力を入れて閉じ5秒、大きく見開いて5秒というのを1セットとして、毎日5回程度行います。
この体操のポイントは、眉を動かして額の筋肉を動かさないということが重要です。眼瞼挙筋というまぶたの筋肉を動かして脂肪を減らすということを目的にしているため、額の筋肉で目を動かしてしまうと効果的にまぶたの筋肉を鍛えることができなくなってしまいます。そのため、しっかり眉が動かないように意識をしながら、まぶたの筋肉を動かします。
他の体操としては、姿勢を正して上目づかいをします。次に鼻の頭を見るように寄り目を意識しながら、目を大きく見開きます。この時も眉が動かないように注意しながら行うのがポイントです。これも30回程度寄り目のままで瞬きを繰り返します。最後に目に力を入れて5秒、大きく見開いて5秒行なって終了となります。
この運動は、一日何度やると決めて行うよりも日頃から瞬きをするときに、このような運動を取り入れていくということで効果を得ることができます。このような運動を続けることで二重まぶたを作るだけではなく、上目づかいをするときに少し離れた位置のぼやけた文字などに視線を置くことによって視力回復効果も期待することが可能です。
地道な努力が二重まぶたを作る
ただし、やり方を間違えると美容などに対して悪影響があるため注意が必要となります。 指の力を入れすぎてまぶたが腫れてしまったり、しわやたるみが出てきた、おでこや目尻にシワができたり、奥二重がぼやけた一重になってしまうなどのトラブルを引き起こすこともあります。トラブルを防ぐためには、過度のケアをすることは避けたほうが無難です。
また、二重まぶたを作る体操は継続して行うことによって効果が発揮されます。すぐに結果の出るものではないですので、しっかり毎日行っていくことがポイントです。
二重まぶたを作りたいからといって、アイプチなどを使って無理にあとをつけたり、こすって刺激を与えてしまう人もいます。しかし、まぶたの皮膚は薄く、刺激を与えるとまぶたが垂れ下がる原因になってしまったり、腫れたり、色素沈着でくすんでしまうなどのトラブルを引き起こす可能性もあります。アイプチなどのアイテムを使うよりも時間はかかる方法ですが、まぶたの脂肪を取るというだけではなく、まぶたの筋肉を鍛えることによってたるみを防いだり、目を大きく保つためには体操はとても効果的です。
また、まぶたの筋肉を鍛えることに加えて、リンパマッサージを行うのも効果的となっています。リンパマッサージを運動前に行うことによって目の周りの老廃物を除去をすることができ、むくみを取ることができて目をすっきりさせることができる効果も期待できます。